ブランドリペア事例 ルイヴィトン エピ ジッピーウォレット 長財布

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今回はブランドリペア転売の事例です。

今回リペアしたのは以下です。

 

ルイヴィトン エピ ジッピーウォレット 長財布

 

・仕入金額:8,800円

 

・販売価格:14,000円

仕入判断基準

ファスナーの不具合、糸のほつれ、革の破れ。

角の型崩れはあったが、3000円から5,000円の利益は確保できると判断しました。

 

購入時の状態

 

 

 角はコパも剥がれ、かなり汚い。

 

小銭入れも汚れ、一部剥れもあり

 

リペアだけでは綺麗にならないため、リカラーも必要。

全体的に革が擦れて下地が所々出ている。

 

作業内容

 

①ブラッシング

 

②クリーニング

 

③角剥がれの補修

 

④コバ補修

 

⑤ファスナーの引き手磨き

 

⑥リカラー

 

⑦トップコートで色止め

 

⑧イオンコート仕上げ

 

①ブラッシング


目に見えない汚れや埃が付着しているので、ブラッシングします。

 

これをやっておくとリカラーする時に綺麗に仕上がります。

 

 

 

この時のブラシは毛並みが柔らかい馬毛を使用します。

 

②クリーニング

 

リムーバーCと水を1:1で割ったクリーニング液で表面、内側をクリーニング。

ヴィトンの財布はPVCという合成樹脂がほとんどなのでリムーバーCと水の割合は1:1で

問題ないようです。

 

注意:本革素材や塩化ビニール素材は傷む可能性が高いのでリムーバーCを1:水2で希釈。

 

 


ウエスは100均でも良いですが、カインズの使い捨てクロス(白)がおすすめです。

 

ティッシュ箱なので取り出しも簡単で躊躇なく使えます。

 

https://www.cainz.com/g/4549509747178.html

 

20枚入りで298円

 

③角の補修

ファスナー下部部分の角が裂けていたので、革用ボンドで補修

 

 

下記のようなコバ部分から表面側まで模様消えるほどの傷も革用ボンドである程度補修できます。

 

 

 

④コバ補修

今回、コバが擦れて黒ずんでいたため、全体リカラーの前にコバから補修しました。

 

マスキング

まずは、ファスナー部分へマスキングします。

 

コバ部分が厚ければ必要ないですが、今回ファスナーの布部分とコバの高低差がないためマスキングを使用。

 

 

密着材(エッジカラーシーラー)を塗る

 

コパ塗料を塗る前に「エッジカラーシーラー」を細筆で塗ります。

 

これを先に塗ることでコバ面の吸い込みを止め塗料均一に塗布することができるのと密着性向上と剥離防止としても効果があります。

 

 

コバ塗料の調色

 

コバ部分を塗装するには、コバ専用塗料が必要です。

表面を塗装するペイントカラーと比べると塗料が伸びます。

 

今回、全体的に赤なので簡単と思いましたが、赤の原色だと合わず、

 

3色使いました。

 

 

 

赤色(7割)黄色(2割)青(1割)ぐらいの比率です。

 

 

塗料を少しずつ混ぜ、綿棒に塗料を少量つけて財布の目立たないところに

つけます。

 

乾く前の色と乾いた時の色合いが変わるので、ドライヤーで乾かして色合いを確認。

 

長時間放置すると取れなくなりますが、数分間であればウエットテッシュで簡単に拭き取れます。

 

 


筆塗りすると、ファスナー部分に塗料がついてしまうので、マスキングが必要です。

 

塗装が完了し、乾燥後に「無水エタノール」でコパ面を指で綺麗に整えます。

ザラザラ感からスムーズに感じたらOKです。

 

この時、指に塗料が付着しても大丈夫です。

 

下地が出てきたら再度コパ塗装→ドライヤー乾燥→無水エタノールを塗れば大丈夫です。

 

 

「ラッカートップグロス」で色止め

仕上げに、色止めで「ラッカートップグロス」を綿棒で塗ります。

 

「ラッカートップグロス」

 

 

⑤ファスナーの引き手磨き

 

ファスナーの引き手部分は綺麗に見えても汚れているので、ピカールで磨きます。


(※金メッキの場合は擦りすぎないように注意)

 

「ピカール」

 

綿棒で塗り、ウエスで磨くと綺麗になります。

 

こんなに汚れが取れます。

完成したらこんな感じになります。

 

 

 

⑥リカラー

 


密着コート材

 

「アンカーコート」をリカラーする前に筆塗りすることで、塗料が密着しやすくなります。

 

 

 

調色

 

リカラーで使う塗料は「ペイントカラー」を使用します。

 

 

エッジカバー塗料同様に同じ色のペイントカラーで調色します。

 

 

 

調色比率は、コバ補修と同じ

 

赤色(7割)黄色(2割)青(1割)の比率ですが、これはリカラーする対象の状態によって変わるので、少しずつ塗料を混ぜていきます。

 

調色が完成したら、2つのバインダーを入れます。

 

・ウレタントップ(グロスMS2)=ツヤ出し

 

・ウレタントップ(マット)=艶消し

 

を8対2の割合で入れます。

 

 

上記、バインダーを入れずにペイントカラーだけで塗装してしまうと、乾いてからひび割れ、剥れが発生します。

 

 

 

今回は表面の革の下地が見えていて傷が深いので筆塗りでリカラーしました。

 

リカラーするときは、薄めに重塗りすると比較的綺麗に仕上がります。

 

特にこのような傷は、一気に厚塗りするとムラになります。

 

 

筆塗りで塗って、ドライヤー乾燥を10〜15回ほど繰り返すとこのようになります。

 

 

 

 

⑦トップコート色止め

 

ペイントカラーは色落ちするので、トップコートを塗って色止めをします。

 

このトップコートですが、スプレー缶だと128mlで2,750円します。

 

この溶剤は頻繁に使用するので、エアーブラシを使ってトップコート2L缶を買ったほうが

安く抑えられます。

 

トップコート2L缶は11,000円しますが、スプレー缶で2L分だと16本必要となり44,000円と高額になるので長くブランドリペア転売絵を続けるなら、

 

エアブラシを使った方がお得です。

 

 

 

2,750円(128ml)

 

 

 

11,000円(2L)

 

⑧イオンコート仕上げ

塗料によるベタつきがあったり、トップコートがしっかり付着しているか確認するためにSalasaを使用。

ウエスに軽く付けて拭き取ります。

 

 

 

トップコートをかけてもうまく溶剤が乗ってないとウエスに塗料がつきます。

 

 

 

before after

 

Before

 

    

 

 

After

 

 

 

Before

 

 

After

 

 

Before

 

 

After

Before

 

After

 

 

購入時画像

 

販売時の画像

 

 

このように、破損の個所を丁寧に把握して、一つ一つ工程を進めていけば、かなりきれいに仕上げることができます。

利益率もかなり良く、ルイビトンは人気なので、リペアに向いていますね。

是非参考にしてみてください。

P.S.

 

・行動をするのが不安。

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