中国無在庫物販で仕入れ先が在庫切れしていた時の対応

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この記事では、無在庫物販を継続していくうえで、とても重要な事項について説明をしたいと思います。

ここのノウハウはかなり重要です!!

 

知っているのと知らないのでは、雲泥の差が生まれます。

 

よく読んでみてください。

 

在庫切れのための心構え

どんな物販でもそうですが、在庫切れは必ず発生します

 

ここはしっかり認識しておかなければなりません。

 

  • どれだけ在庫をきちんと管理していても。
  • どれだけきちんとした仕入れ先を最初に選定していたとしても。

 

 

在庫切れは発生します。

 

在庫切れというのは、中国輸入無在庫物販であれば、タオバオなどの仕入れ先のリンク先がなくなっていたり、仕入れ先から仕入れができなくなってしまう状態です。

 

 

「絶対に在庫切れを発生させない!!そのために、事前に完璧な仕入れ先を確保しよう!!」

 

 

と思っていると、無在庫物販を継続していく事ができません。

 

 

そこで完璧主義になってしまうと、心理的に疲れてしまって、

 

「こんなんでやっていけるんだろうか。やっぱりやらないほうがいいんじゃないだろうか。」

 

とそもそも、ビジネス自体を続けていけなくなってしまいます。

 

まずは、「在庫切れは起こるもの。その後にどういう対処をするかの方が大切。」

 

と割り切ることが大切です。

 

僕自身、1年半以上無在庫物販をやって、一か月に数百個売り上げを出していますが、在庫切れは普通に起こります。

 

物凄く極端な日には、売れた個数の半分くらいが、確保していたタオバオの仕入れ先から仕入れられなくなっていたというときもありました(かなり極端な日ですが)

 

だからと言って、無在庫物販が立ち行かなくなったという事はありません。

 

僕には、在庫切れした時の対応方法がノウハウとしてあるので、ルーチンとして、対応しているという感じです。

 

お店都合のキャンセルはなるべく避けなければいけない理由

まず、仕入れ先が在庫切れしていた時の基本方針です。

 

「可能な限り、店舗都合のキャンセルをしない」

 

とにかく、これに尽きます。

店舗都合でキャンセルしてしまうのは簡単です。

しかし、これをやるとデメリットがかなり大きいです。

 

まず、このデメリットを認識しておきましょう

キャンセル率が高くなるとECサイトのイベントに参加できなくなることがある

キャンセル率が高くなると、ECサイトの定期的にあるイベントには参加できなくなることがあります。

特に、Qoo10です。

Qoo10は定期的にメガ割りというイベントがあります。

 

Qoo10はメガ割りで物凄く売上を立てることが出来ますので、これに参加できないのがとにかく痛いです。

 

キャンセル率が一定以上の数字になると、強制的にメガ割りに参加できなくなってしまうので、気を付けないといけません。

 

ECサイト内で検索順位が下がる可能性がある

具体的に計測したり証拠があるわけではないのですが、キャンセル率が高くなるとECサイト内で検索されにくくなる可能性があります。

 

シンプルに言えば、「売れにくくなる」です。

 

普通に考えていけば、ECサイトの側から考えたら、店舗都合でキャンセルしまくる店舗を表に出していきたくはないですよね?

ECサイトに好かれることがとにかく重要です。

 

最悪、退店処分があり得る

かなり極端な例ですが、退店処分の可能性もあります。

もちろん、滅多にないことだと思います。

しかし、可能性は0ではありません。

 

Qoo10は特に厳しくて、キャンセル率が高くなると、出品数が制限されたり、売上が入金されないなどの処分があります。

 

他のECサイトでも、店舗の改善を要求されたり、店舗改善レポートを提出することを求められたりします。

 

 

在庫切れの時の対応方法

在庫切れの対応方法を具体的に紹介していきます。

 

方針は、「とにかく探す!!」です

 

とにかく、店舗都合でキャンセルを出さないという指針を立てて、実行するようにしていけばいいと思います。

他のタオバオの店舗でリサーチする

まずは、タオバオの他の店舗で同じものが売っていないかをとにかく探しましょう。

探す方法はAlipriceを使えば簡単に出来ます。

探し方はこちらから

 

Alipriceで探せなかった場合

Alipriceは画像検索なので、同じ画像でないと探せないことがあります。

他のタオバオの店舗でも取り扱っているんだけど、別の画像の場合は、すんなり探せないこともあります。

そんな時には、商品名から探してみましょう。

 

例えば、この商品を例にしてみましょう

 

中国語でパッと分からないかもしれませんが、大体の商品は

 

その商品のカテゴリー+特徴を表す単語

 

で商品名が作られています。

この商品なら、「ドレス 刺繍 ベルベット 婦人服」などです。

 

どうやって分かったかというと、ページを日本語翻訳するといいです。

こんな感じになります。

 

 

日本語翻訳の方法はこちら

外国語のサイトを日本語にする方法

 

日本語翻訳前と、後を見比べて、その商品がを表す特徴的な中国語の単語を抜き出します。

そこまで正確でなくてもいいです。

 

この検索キーワードを使ってタオバオの検索窓で検索すると、見つかることがあります。

 

検索にヒットしない場合は、語句を少なくしたり、語句の組み合わせを変えたりしてみましょう。

 

中国語であるだけで、日本語でグーグル検索する方法と大きく変わりません。

 

京東(ジンドン)でも探す

タオバオ以外でも探してみましょう。

タオバオと同じく、中国のECサイトに京東というのがあります。

ここからも代行業者を通じて買い付けをすることが出来ます。

 

ジンドンのアカウント作成方法はこちら

 

 

 

ジンドンでもalipriceでの商品リサーチができます

alipriceの検索先を選択するところの下の方に「JD]と書いてあります。

これがジンドンです。

JDを選択した状態で検索をかけると、ジンドンでも画像検索が可能です。

 

アリババ(1688)でも探す

アリババでも探しましょう。

アリババも、Alipriceで仕入れ先を調べることが出来ます。

アリババでの検索方法はこちらの記事をご覧ください。

簡単!アリババ(阿里巴巴)の商品をAliPriceで画像リサーチをする方法

 

Aripriceで、「1688海外」か、「1688Lite」を選択してください。

※1688.comでは検索しないでください。

 

アリババは、卸販売のサイトなので、ほとんどが複数個からの購入とサイトには記載されています。

しかし、最近はかなりの店舗で1個から購入できます

 

タオバオになくても、アリババには沢山仕入れ先があるなんてことはよくあります。

 

2個以上の購入と書いてあっても、仕入れ代行に注文すること気に個数一個で発注してみましょう。

 

問題なければ、そのまま発送されます。

1個で購入できない場合は、仕入れ先から連絡がきます

 

問題は、1個で購入できない場合なのですが

 

僕は、普通に最低個数で発注します。

 

多少損するかもしれませんが、そもそも、基本的に中国の商品は単価が安いので、大きな損にはなりません。

損が出たとしても数百円から数千円です。

このくらいの損であれば、店舗都合でキャンセルした時のアカウントが受けるデメリットに比べれば遥かにましです!!

目先の損が嫌だと考えると、長期的に半端ではない損を引き起こす

タオバオ、ジンドン、アリババと、最初に想定していた仕入れ先と違うところから仕入れた場合、売上金額と仕入れ金額の兼ね合いで、損をしてしまう事はあります。

 

その損は受け入れましょう。

 

たまに、目先の数百円、数千円の損を嫌がって、店舗都合でキャンセルしてしまう人が居ます。

 

確かに、短期的に見て、損するのは嫌です。

気持ちは痛いほどわかります。

 

しかし、販売条件が悪くなれば、長い目で見れば、数百円、数千円の損を嫌がったせいで、数十万円、数百万円の損を潜在的に引き起こす可能性があります。

 

 

物事は長期的に見てください。

物事を長期的に見れない人はビジネスで成功することが格段に難しくなります。

 

まず、あなたのお店にお客様がアクセスしてくれないとそもそも、何も始まりません。

アクセスされて、やっと商品が売れる可能性が出てくるのです。

 

在庫切れの商品であったとして、あなたのお店にアクセスしてくれて、購入してくれたというのがお店としての実績になります。

 

この実績は大切にしましょう。

 

一個くらい損が出ても、一日に大量に売れるようになったら、大して気にならなくなります。

本当です。

 

今目先の損が気になるのは全体の利益が小さいからです。

 

それなら、目の前の利益をとにかく大きくすることに注力したほうがはるかに生産的です。

 

在庫切れのおかげで、これまでお伝えした方法で、リカバリーした結果、損が出たとしても、「広告費」というくらいに割り切ってしまいましょう。

大したことはありません。

それでも見つからない時

とはいえ、ここまでやっても、どうしても見つからない事はあります。

これは仕方ありません。

起こる時には起こります。

 

そんな時には、お客様に、仕入れ先が在庫切れでどうしても商品が用意できないという事をお詫びして、店舗都合でキャンセルというのも手です。

しかし、やはり店舗都合でキャンセルは避けたいと思います。

 

ここからは、あくまでも、僕が実践している方法なので、完全には推奨しません。

しかし、この方法で特に今まで大きな問題にはなっていないのでお伝えしておきます。

最終的な判断はあなたにお任せ致します。

 

※注意※

Qoo10の場合

お客様都合でも、店舗都合でもキャンセルのポイントが累積してしまいます。

お客様都合でのキャンセルの場合は、Qoo10側に、その旨を必ず連絡して、キャンセルのポイントが累積しないようにしましょう。

 

 

似た商品を提案する

似た商品を提案してしまうのもありです。

もしも、あなたのお店に、注文されたものと似た商品がある場合は、その商品ページを紹介して

 

① 注文された商品は在庫切れとなってしまっている

② 似た商品ならある

③ もしよければ、最初に注文したものをキャンセルしてもらって、提案した商品を購入してもらうように提案する

 

こういう事もやってみてはどうでしょうか。

 

まとめ

今回は仕入れ先が在庫切れになってしまった場合について、紹介しました。

方針は、なるべく自分のECサイトのアカウントを守りつつ、お客様にもきちんと対応するという事です。

 

一番最悪な方法は、何の連絡もせずに、キャンセルしてしまう事です。

 

悪い評価もつきやすいし、ECサイトのアカウントのスコアも下がってしまいます。

 

ほとんどのお客様はきちんと対応すれば、返答してもらえますし後は交渉次第です。

 

自分のECサイトのアカウントは一回使えなくなってしまうと復活させるのはかなり困難です。

とにかく、ビジネスを続けられるようにしていきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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