知らないと大変!楽天SKUプロジェクト

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今回は、楽天SKUプロジェクトについて、販売者目線で説明したいと思います。

今後の販売戦略に大きく影響してくるところですので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

楽天SKUプロジェクトの概略

楽天SKUプロジェクトは、楽天が昨年から準備を始め、今年から、順次推し進めている、商品ページの仕様変更のことだと思っていただければいいです。

商品ページ自体の構造が変更になります。

 

楽天の目的としては、商品ページを購入者目線で使いやすくするというものです。

 

また、販売者側としても、細かく商品ページを作りこむ余地が増え、転換率が上がることも期待できます。

実際、僕の店舗では、SKUプロジェクトに対応したことで、転換率が上がってきました。

 

どこがこれまでと変わったかを具体的に見ていきましょう。

商品バリエーションを細かく設定された商品ページになる

一番わかりやすいのは、以下のように、

 

①細かくバリエーションの組み合わせを設定できる

②バリエーション毎に価格を設定できる

 

ということが可能になったという点です。

これまでも、一つの商品ページでバリエーションの設定は出来ましたが、一つの商品ページに対して1つの価格しか設定ができませんでした。

同じ商品のカラー違い、個数違い、大きさ違いという商品で、価格を分けたい場合は、別ページに設定するしかありませんでした。

そうすると、

 

販売者側としては、複数の商品ページを運用する必要が出てきてしまう。

購入者としては、商品が探しにくくなる場合がある

 

という状況でした。

今回のSKUプロジェクトの変更によって、こういうことが改善されます。

 

販売者側は、一つの販売ページで複数のバリエーションを扱うことができる。

購入者としては、一つのページでいろんな選択肢を検討することができる。

 

となります。

これまで複数の商品ページで買い物されていた商品を1つの商品ページにまとめることができると、商品ページ1つあたりの実績や、評価を集約することができるので、商品ページが育てやすくなりSEOも強くなっていく可能性が高くなります

こういうところも、販売者側のメリットになります。

商品仕様が一覧で表示される

商品ページの下の方に、このような商品仕様の一覧が表示されるようになります。

販売者側がデータを入力する必要があるのですが、商品仕様がこのような表になっているのはとても分かりやすいですね。

購入者側としても、気になる項目をパッと把握することができます。

 

 

商品一覧ページの情報量が増える

商品一覧のページの変化は以下の写真の赤枠で囲ったような表示が出てくることです。

サイズと、どんな色があるかを示すカラーパレットが視覚的に分かりやすい表示になります。

こういう表示があるだけで購入者としては、一覧表示から、商品ページ自体に入っていきやすくなります。

これもかなりいい仕様だと思います。

 

SKUプロジェクトで何が変わるか

対応した店舗はSEO的に明らかに優遇される

後で紹介しますが、SKUプロジェクトは、楽天の仕様が変更になっただけでなく、販売者側がSKUプロジェクトで変更になったことに対して対応しなければなりません。

これまで作った商品ページの設定が一部リセットされています。

 

具体的には、これまでタグの設定だった部分が、SKUプロジェクトに変わったという内容です。

 

販売者側として一番大きいのは、SKUプロジェクトに対応した店舗はSEO的に明らかに優遇されるという点です。

 

楽天のここ数年の動きを見ていると、かなりの時間と、予算と人員をかけてこの仕様変更を行っていたのが分かります。

RMSで商品ページを作る部分を見ると、相当大きな変更が行われています。

それに伴って、商品ページを管理する部分に関係するところは、ヘルプページやシステム面で大工事がされています、

 

ここまでして大改修を行ったということは、楽天としてはSKUプロジェクトを対応した店舗は優遇するのは明らかですし、実際に実感としてSKUプロジェクト対応後の転換率が上がっています。

 

例えば、これは、結構ありふれたキーワードで検索したものなのですが、検索した1ページ目がほとんど同じショップで埋め尽くされています。

赤枠で囲った商品は全て同じ店舗です。

サイズ表示と、カラーパレットが表示されているので、SKUプロジェクト対応されていますね。

 

ある特定のキーワードで一画面の殆どを1つの店舗が埋め尽くされているってかなりすごいですよね。

この店舗はめちゃくちゃ売り上げを上げていると思います。

 

SKUプロジェクトに対応するのはかなり大変

商品ページのカスタマイズ性も上がって、転換率も上げられる。

夢のような仕様変更なのですが、販売者側としては、このSKUプロジェクトに対応するのはかなり大変です。

 

まず、これを見て下さい。

思いっきり引いて表示したのでわかりにくいかもしれませんが、これが、SKUプロジェクトに対応するために、この空欄一つ一つが入力しないといけない項目です。

 

 

この商品は9カラー×16サイズのバリエーションがあります。

ちょっと多めのバリエーションですが、それでも、5カラー×5サイズくらいなら普通にあるのではないでしょうか?

 

9カラー×16サイズのバリエーションだと、組み合わせで144SKU

5カラー×5サイズバリエーションだと、組み合わせで25SKU

です。

1SKUごとに以下のような入力をしないといけません。

 

これだけの入力項目が横にずらっとSKUの個数分(バリエーションの組み合わせ分)あります。

 

SKUプロジェクトに対応したとみなされるためには「必須」と書かれた項目を全て何らかの形で入力しないといけません。

 

1商品の中に、数十のSKUがあり、それが何百商品、何千商品もあります。

ちょっと途方もなく大変な分量の項目を入力しなければいけないと想像してもらえるでしょうか?

 

はっきり言って僕はこれが分かった時は軽く卒倒しかけました。

 

注意!!SKUプロジェクトに対応するまでにはタイムリミットがある

ここまで読んだあなたはこう思ったかもしれません。

 

① そんなに大変ならやってられない。別にSKUプロジェクトに対応しないでおこう

② 自分でコツコツ時間はかかってもいいからやろう。

 

しかし、SKUプロジェクトはかなり強い制限があります。

 

商品ページがSKUプロジェクトの仕様変更になった後、半年以内に必須項目を埋めていない商品ページは、編集不可能になる

 

販売できなくなるわけではないのですが、編集できなくなるのは大打撃です。

楽天側もかなり強い圧力で、このプロジェクトを進めたがっているのが分かります。

 

実際、楽天側からも、SKUプロジェクトを早く進めるように、いろんな電話や連絡がきます。

 

また、楽天公認で、SKU仕様のページにAIを使った自動入力のツールの販売営業も来ます。

ちなみにツールがどのくらいかかるかといえば、商品数にもよるのですが十数万円から、数十万円かかります。。。。

 

楽天の都合で変更したものに対して、半強制的に対応させられ、何らかの技術やノウハウがないと、数十万円レベルのコストを要求されるという中々えげつない状況になっています。

 

SKUプロジェクトに半年以内に対応するには

まず方針としては、半年以内に必須項目だけでも入力するということを目標にしなければなりません。

商品ページが編集不可能になるのは避けたいです。

 

考えられる対策としては

① 早急にSKU項目の作業をマニュアル化して、外注を大量に採用して進めていく。

絶対に一人では無理なので、外注さんを採用するしかありません。

とはいえ、一つの商品ページを入力するにもかなりの時間を要するので、きちんと仕組化してかつ、大量の外注さんを雇うしかありません。

この作業にしばらくは一点集中でもいいくらいだと思います。

 

② 自動入力のツールを開発する

もう一つの対応方法は、自動入力のツールを開発することです。

僕はこれで対応しました。

但し、これには、

 

①プログラマーを見つける

②ソフトの仕様を作る

③プログラマーとコミュニケーションを取って希望のソフトを作成する

 

という作業が必要です。

または、自分でソースコードが書ける人は自分でツールを作ってもいいと思います。

自分でソースコードを核にしても、プログラマーと協業して、自分でソフトの仕様を作って、希望通りの動きをするソフトを作るのには少しの経験が必要です。

僕は、仕事柄、プログラマーにこれまで数多くのソフトを作ってきてもらった経験があるので、これで対応することができました。

 

外注化するにしても、ツールを作るにしてもそれなりに時間とお金をかける必要があります。

 

しかし、楽天で販売を続けていくのであれば、SKUプロジェクトの対応は必須と言えます。

 

誰でもできるのは外注化して、人海戦術で対応する方法です。

外注化の方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

ビジネスの自動化の方法まとめ

 

まとめ

今回は、楽天の仕様変更であるSKUプロジェクトの概要と内容、今後やるべきことをご紹介しました。

いいことがある仕様変更ではあるのですが、販売者側には結構な負担も発生する内容です。

是非工夫して、売上アップにつなげてほしいと思います。

それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

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それではまた次の記事でお会いいたしましょう。

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