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今回は中国のロックダウンの時の対処方法についてご紹介します。
目次
中国でロックダウンが起こったら
2022年11月現時点で、中国各地で新型コロナの影響でロックダウンが起こっています。
ロックダウンが起こってしまうと、物流そのものが止まってしまうので、中国輸入ビジネスをしているとかなりきつい状況となりますね。
僕も今まさに実践していますが、仕入れ先がロックダウンの該当地域になることもあり、仕入れが滞ってしまうことがあります。
しかし、ビジネス自体を止めるわけにはいかないので、この記事では、対応方法についてご説明したいと思います。
ロックダウンに対してやれることはないが、ビジネスに対しては考えられることをやろう
こういう非常時は、まずは冷静になって、
①全体像を把握する
②方針を決める
③出来ることをやる
この姿勢が大切です。
これは、ロックダウンの事だけでなく、ありとあらゆることでそうです。
まずは冷静になりましょう。
今回のケースで考えれば
①ロックダウン自体はどうしようもない
②自分のビジネスを止めるわけにはいかない
③お客様からしたら、ロックダウンであることは関係ない
という感じでしょうか。
これが、正解である必要はありません。
まず、自分で冷静になって、丁寧に思考する。
これが重要です。
何かトラブルが起こった時、問題は、半分は状況にありますが、半分は自分の思考できない状況にあります。
きちんと思考できる人は、どういう状況に陥っても、出来ることを淡々と進めます。
まずはこれを肝に銘じてください。
出来る事
ロックダウンの地域を確認する
まずはロックダウンの地域を確認しましょう。
中国輸入の場合、多くの人は輸入代行業者を利用していると思います。
輸入代行業者にロックダウンの地域を確認しましょう。
まずは、ロックダウンの地域から仕入れない。
これは簡単に実践できます。
仕入れ地域は、タオバオであれば、ここを見れば判断できます。
別の地域のセラーから仕入れる
発注していた商品が、ロックダウンの地域になってしまう事もあります。
または、間違えて、ロックダウンの地域に発注をかけてしまうなんてこともあります。
そんな時は、そもそも中々、荷物が届かないはずです。
輸入代行業者に状況を確認しましょう。
この時、ある程度、輸入代行業者に聞くまでの期間を決めておけばいいでしょう。
大体、中国輸入の慣例的に、発注してから10日動きがなければ、おかしいと思った方がいいです。
輸入代行業者に問い合わせて、どういう状況かを確認しましょう。
ロックダウンの地域に該当してしまっていたら、迷わず、その注文はキャンセルして、別の仕入れ先を探しましょう。
前提として、お客様からしたら、ロックダウンがどうとかは関係ありません。
ただ待たされているという状況になってしまっています。
今の時代、PCかスマホがあれば、すぐに別の仕入れ先を調べることが出来ます。
すぐに状況を確認したら行動しましょう
何も判断せずにグズグズ判断を保留している状況が最悪と心得ましょう。
お客様には丁寧に説明する
ロックダウン地域からの仕入れに該当してしまっていたら、お客様には丁寧に連絡しましょう。
このご時世、コロナの影響で仕入れが遅れていると素直に申し出て、めちゃくちゃなクレームを言ってくるような方は少ないです。
①コロナの影響で仕入れが遅れていること
②現在別の仕入れ先から買い付けを行っていること
③現状では、予定の日時に仕入れが出来ないこと
これをお伝えしたうえで、待っていただけるか、キャンセルをされるかをお伺いしましょう。
あくまでこちらに非があるので、こういったやり取りで、経費が発生したとしても、それは受け入れましょう。
これを受け入れないで、何とかしようとするのは、販売者側のエゴです。
実際僕も、「待った分の時間を返せ!」と言われたことがありますが、その分、商品代金以上のお金を返金することで納得してもらえました。
ここで意地になって、お客様と揉めてしまって、悪い評価を付けられたり、ECサイトに報告されてECサイトと揉めることにもなりかねません。
ここでお客様と揉めていいことは一つもありません。
最悪、ECサイト側との関係も悪くなり、ペナルティが発生することもあり得ます。
こういう場合はお客様の利益を最優先という考え方が後々効いてきます。
トラブルが起こったら、お客様がなるべく損をしないような形にする。
こういう目標設定で行動してみましょう。
まとめ
今回は、中国でロックダウンが起こったときの対処方法をご紹介しました。
ロックダウン自体はどうしようもありませんが、ビジネス的に、何もできないことがないわけではありません。
トラブルが発生した時こそ、ビジネスの対応力が問われます。
焦らず、状況を把握して、冷静に対応策を考え、淡々と実行していく
これを心がけてみましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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